安全管理
Safety management
安全管理の徹底について
作業内容が日々変化し、様々な工事業者が入退場を繰り返す建設現場では最も安全対策が難しいと言われております。
その中で当社として何より重要と位置付けているのが
「事故が発生しないよう現場の安全管理活動の充実と実行」です。
どの建設事故や労働災害も、
「確認や点検を着実に行い、安全のための措置を十分に行えば防げる」
といわれています。
しかし、人が介在する以上ヒューマンエラーは必ず起こるものです。
そのためにも運輸事業・土木事業ともに、その可能性を限りなくゼロに近づけるよう
確実な計画・安全な現場管理のもとに作業を行うべく日々心掛けております。
安全大会の実施
年に2回、安全大会を実施し社員全員の安全意識の向上に努めております。
※写真は令和2年1月12日に実施された安全徹底大会の模様です。
安全教育
(写真は令和6年7月12日に工事事業所で実施した安全教育の様子です)
毎月1回、給与明細配布日に運輸部・土木部の全職員が集まり、
各所属部長を中心に、実際起きた事故を映像を確認しながらの検証とフィードバック、
事故防止への啓蒙、従業員との意見交換等を行い、全職員が日々の安全意識向上に努めております。
Gマーク認定の取得
公益社団法人全日本トラック協会は、2003年7月から利用者がより安全性の高い事業所を選びやすくするための環境整備を図るため、
事業所の安全性を正当に評価し、認定し、公表する「安全性優良事業所」認定制度(Gマーク制度)をスタートさせました。
Gマークは3テーマ38項目の厳しい評価基準をクリアした事業所だけが認定されます。
<3テーマの評価項目>
・安全性に対する法令の遵守状況
・事故や違反の状況
・安全性に対する取組の積極性
当社は「宮城県」と「福島県」にて「安全性優良事業所認定(Gマーク)」を受けております。
Safework向上宣言の登録
今後の更なる安全衛生意識の向上を目指す取組として
宮城労働局による「Safework向上宣言」に登録致しました。
具体的な目標を設定することで会社全体でのゼロ災に努めていきます。
職場健康づくり宣言認定の取得
全国健康保険協会が実施する「職場健康づくり宣言制度」に登録し、社員全員の健康維持に努め
災害事故に繋がる不健康を未然に防ぐよう会社全体で啓蒙活動を行っております。
<認定に必要な6つの項目>
1.健康診断受診率が70%以上であること
2.「職場健康づくり宣言」を社内外へ発信する
3.社内に健康づくり担当者を設置する
4.社員の生活習慣改善を支援する
5.検査・治療を推進する
6.事業所独自の健康増進対策に取り組む
さらに当社として独自に実施しているのは以下の3項目です。
1.飲酒において週1日の休肝日を設けるよう社内で情報発信を行う。
2.新型コロナウイルスなどの感染症予防に関するポスターを掲示する。
3.手洗い、消毒を励行する。
運輸事業の安全管理
常日頃より、統括運行管理者指導のもと運転手には下記の安全対策を実施しております。
※令和5年10月1日より、本社営業所では乗務後点呼に限り
株式会社ナブアシストの「点呼+デスクトップ版」を使用し、乗務後自動点呼を実施しております。
※令和6年10月25日現在、乗務前自動点呼の先行実施申請中
<運転手の乗務前(対面点呼)>
1.点呼機器による顔認証及び運転免許証での本人確認
※㈱ナブアシストの点呼+デスクトップ版を使用
2.アルコール検知器での検査
※タニタ製アルコール検知器(FC-1200)を使用
3.血圧測定、体温測定
4.休息状態、健康状態の確認
5.運行管理者(補助者含む)による問診及び目視の確認
①酒気帯び等有無(顔の表情や臭いの確認)
②疾病・疲労等の状況
③服装等の身だしなみ
6.車両の乗務前点検の確認
7.運行管理者からの乗務前連絡、運行指示の確認
8.乗務前点呼の完了
<運転手の乗務前(自動点呼)>
1.点呼機器による顔認証での本人確認
※㈱ナブアシストの点呼+デスクトップ版を使用
2.アルコール検知器での検査
※タニタ製アルコール検知器(FC-1200)を使用
3.業務内容に関して運行管理者への伝言を録音
4.交通状況に関して運行管理者への伝言を録音
5.乗務後点呼の完了
※下の写真は点呼時の様子です。
<運転手による乗務前車両の自主点検とその他確認>
1.車両点検表をもとにした自主点検の実施
※車両に不具合があれば運行管理者及び整備管理者へ報告
2.当日のルート確認等の打合せ
3.装備品の確認(車検証、チャート紙、地図、消火器等)
<運転手による乗務後車両の自主点検とその他確認>
1.乗務後の車両点検
※車両に不具合があれば運行管理者及び整備士へ報告
2.車両の洗車
※清潔に管理するのはもちろんのこと、事故の原因となりうる汚れの除去が目的です。
3.翌日のルート確認等の打合せ
<運行中の安全管理>
1.全車両にGPSシステムを導入しリアルタイムで運行を管理
モバイルクリエイト㈱の業務用IP無線システムを利用
運行管理者がリアルタイムで場所、時速、停車当の状況を把握します
2.全車両にドライブレコーダー(前方及び運転席)を搭載し事故の未然防止や
事故が起きた後の運転者教育に活用
上記が運輸事業の安全確認になります。
一つでも欠けると、運転手だけでなく建設現場や一般市民の方へ損害となってしまうため
日々一つずつ確実に取り組んでおります。
土木事業の安全管理
土木部長及び労務安全担当指導のもと、現場責任者の管理で下記の安全対策を実施しております。
様々な現場がありますので、大まかな流れのみ記載いたします。
<作業前確認>
・作業員の健康チェック(疲労や体調不良から起こるヒューマンエラーの予防)
・前日確認した状況を各自説明し必ず情報共有
※作業中の危険性を想定し、作業員が事故を起こさないための対策を考え共有
※ヒヤリハットを体験した報告をもとに、事例の周知と改善策を立て実行
・使用する機器や機材、装備の安全点検
<作業中>
・目視・指さし・発声を併用した多重確認
・4S「整理・整頓・清掃・清潔」を実行しながら現場をきれいに整える
※安全だけでなく衛生面も確実に実施していくことで更なる安全を目指す
<作業後>
・当日の課題と翌日の段取りを確認
・4S「整理・整頓・清掃・清潔」を各自確認し合う
何よりも大切なのは作業員同士の「コミュニケーション」ですので、
現場管理者の指導のもと、安心・安全な施工を心掛けております。
現場パトロールでの安全管理
労務安全担当が中心となって定期的に現場をパトロールしております。
現場を外の目線で確認することで、現場作業者や現場責任者では気づきにくい事故を未然に防ぐよう心掛けています。
化学物質に対するリスクアセスメント
現在作成中(後日更新します)